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バックシート(都市伝part3) [都市伝説]

これは、とても良く知られている都市伝説の1つで、
数多くのバリエーションが存在すると言われています。

この伝説がささやかれ始めたのは1960年代のこと。

世界中がビートルズに熱中していた時代です。

夜遅く、とある女性がたった1人で運転をしています。

暗く、全くひと気のない道路。

目的地へと急ぐ最中、
彼女はガソリンが底を尽きかけていることに気づきます。

なんとか見つけたのは、さびれた小さなガソリンスタンド。

店員はガソリン満タンの頼みを快く受け入れますが、
不自然な挙動が女性の気にかかります。

補充を終え、支払いにカードを差し出すと、
店員は「サインが必要」だと言い、女性を店内へ連れていきます。

彼女が中に足を踏み入れるや否や、店員は扉を閉め、
いきなり彼女の口をふさいだのです。

「あなたの車のバックシートに、ある男が身を隠している。
僕が見てしまったことを悟られたくなかったんだ」

通報によって駆け付けた警察の明らかにしたところによると、
バックシートに潜んでいた男性はシリアルキラーで、
次の被害者は件の女性になるところだったというのです。

ガソリンの入れ忘れも、たまには良いのかもしれません。

くれぐれも鍵のかけ忘れには気を付けて、
運転する前にバックシートを確認するようにしましょうね。

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フック?(都市伝part2) [都市伝説]

フランス北部の森の中、
若い男女は誰にも邪魔されずにデートを楽しんでいます。

辺りは暗く、しんとしていて、聞こえてくるのは車内のラジオだけ。

なんの変哲もないラジオの音に特に興味を示さない2人でしたが、
臨時ニュースが何度も繰り返されると、
若い女性はボリュームを上げました。

――“犯罪者が脱獄”――
――“フックを持って森に潜んでいる”――

震えあがった女性は、すぐに自宅に引き返すように懇願。
ドアの鍵を閉めて男性は、“安全だ”と主張します。

それでも引き下がらない彼女の願いの下、ようやく2人は街へ戻ります。

その後、車から降りた男女が見たものは、
ドアにくっきり刃のめり込んだ1本のフックでした。

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野ばらの咲く場所で(都市伝part1) [都市伝説]

舞台は中世のヨーロッパ――
若いエリザ・デイ(Elisa Day)という女性は、
街一番の美女とも言われたほどで、
川辺に咲くの野ばらのように可憐だと評判でした。

ある日、街によその地から1人の男性がやってきます。

その男性はエリザをひと目見るやあまりの美しさに眩暈を覚え、
自分のものにすることをすぐさま決心します。

初日には彼女の家を訪れ、
翌日には1本のバラの花を彼女に手渡し、
「“野ばらの咲く場所で”会おう」と約束します。

その次の日、川に漂うのは、冷たくなったエリザ・デイの姿。

口には1本のバラがくわえられていました。
彼女を川へ突き落した求愛者がその動機を尋ねられると、
こう答えたといいます。

「彼女ほど美しい存在は、生きていてはならない」

エリザ・デイの悲しい死は、長く後世に語り継がれ、
いくつもの歌に歌われています。

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