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実際に起きたバイオレンスストーリ(回想編) [過去の経験談]

七〇先生の人気シリーズ!!
過去の経験談内容です。
それでは、どうぞ!!
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桐島からのうまい話にまんまと乗せられて
ハコを作ってレンタルルームを
始めることになりましたけど、
いざ蓋を空けてみれば、

・女の子はいない
・店長もいない

ないない尽くしで、とてもじゃないけど
お店自体を始められる状態ではなかったんです。

この時点ですでに1,000万円近くつぎ込んでいた私は、
もちろん止められるわけなんてないので
どうにか継続する道を探しました。

女の子は自力でテレクラを使って集めましたけど、
困ったのは店長です。

店をあきらめることなんて出来ないですけど、
肝心の店長のアテがない。

誰かに頼むことが出来ないなら
もう自分でやるしかないですよね。

幸い独立して仕事をしていたので、仕事も時間もある程度
自由がきいたのが幸いでした。

でも、店長なんてもちろんやったことなんてありませんし、
そもそも風俗なんて一回も行ったことがなかったんです。

自分自身がお客としても絡んだことがない業種でしたので、
『どうやったら店長の仕事が上手くできるんだろう?』
という疑問に先立って、まず、

『そもそも店長ってなにやるんだ?』

という、超基本のところからのスタートでした。

仕方ないですが、店長をやらなければならなくなったので、
まずはこの街にある風俗店を何件か回って
お店の雰囲気や仕事、店長の役回りなどを
勉強することにしました。

この街には、風俗店が7店舗くらいしかなくて、
あとはデリヘルが20件くらいありました。

なので、風俗関連のお店が全部で30件近くあったんですけど、
この風俗店のオーナー達は全員高校時代の友達だったんです。

田舎なので、街が狭いんですよね。

あそこの店は〇〇君で、あっちは□□さん、
で、向こうの店は△△君の後輩のお店、といった感じで、
どこの店は誰がやっているとか分かりますし
街全体が仲間内で仕事をしているような感じだったんです。

私は元々東京の人間で、高校卒業してからも
この街へは年に一回遊びに来るくらいで
卒業してからもう10年以上経っていましたけど、
私がハコを作ってレンタルルームを始めると言ったら、

「おぉーななちゃん!久々に来たな!
 どうした、またなんかおっ始めんのか!」

みたいにワイワイと歓迎してくれました。

私の第二の故郷ですし、ヤ◯ザ養成学校ではありましたけど、
高校時代の仲間はみんな気のいいヤツらだったので、

「ななちゃん、頑張れよー!応援してっからさ。
 なんかあったら言ってよ。」
と嬉しい歓迎でした。

そんな感じで、風俗店の店長の仕事を、
いろいろな仲間に頼んで見学させてもらって、

『ほうほう、こんな感じでやるんだ。
 あーそういうことをやればいいんだ。』

と勉強したんです。

高校時代に桐島と一緒になってブイブイ言わせていたことが、
こんなところで功を奏したんです。
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