傍観者は、黙ってろー！！

「わかっている」と「できている」

の乖離が、どんどん進んでいるように

感じています。

尊敬する人のビジネスを真似しても

思うような結果が出ない。

良い企画を思い付いたが、

それを上手にプレゼンできない。

身体の鍛え方を学んだが、

変化を感じず、なかなか続かない。

以上のように、頭では理解できていても、

自分のアウトプットに満足できなくて

やめてしまっている方が多いのです。

これは、勉強、仕事、趣味など、

あらゆることで起こっている現象です。

情報化社会の中で

全員が大量の情報を浴びているので、

「感覚系」の学習は進んでいます。

五感を通して、見る、聞く、感じるなど、

情報を処理して認知することは、

誰もが得意になっているということです。

ところが、実際に手足や口を動かす

「運動系」の学習が、

これらのことは、

楽器演奏やスポーツなどで考えると

分かりやすいと思います。

あらゆる楽器の演奏方法は、

一流の音楽家の演奏を見たり

聴いたりすることによって

「理解」できます。

ところが、いざ自分が演奏すると、

まるでイメージ通りには弾けません。

自分が楽器を手にすることにより、

初めて、その難しさを知るのです。

また、例えばサッカーで、

「そんなところにパスを出しても

　ダメだろー！」

なんてヤジを飛ばす方が

いざピッチに立つと、何もできない

ということが起こりますね。

頭では分かっているつもりでも、

身体を動かすためには

別の脳回路が必要になるということです。

つまり、

「感覚系」と「運動系」の調和をとるため、

私達は意識的に「出力」しなければ

バランスを欠いた人間になってしまうのです。

そのために、私は、日々、

記事を更新し続けています。

自分で自分の「作品」を確認し、

多くの方に評価して頂きながら、

自分の知的創造力を伸ばしているのです。

時には悪評価を頂き、

落ち込みながらも、自分を鼓舞し、

成長に繋げています。

現代では、

誰もが入力過多に陥りやすいので、

どんなに稚拙でも、

出力し続ける意識が大切ですね。

その繰り返しで、

脳の「入力」と「出力」の

サイクルを回すことによって、

情報化社会の恩恵に浴することができると

考えています.