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恐怖の催眠術師!君臨! [知ってて損は無い雑学?]

七★社長メルマガシェアです。

キャバクラで催眠術使う前に、
実は、ハプバーで偶然成功しちゃった事があり
これが後々エスカレートしてしまった・・・

そんなお話が記載されてました。

それではどうぞ!!
__________________________
映像教材を作って売っていたり、セミナーの手伝いをしたり、
催眠術恋愛塾でもアシスタントをしていた頃なんですが、
このとき実はまだ私自信、催眠術を使えることができなかったんです。

催眠術というのは、ある意味、
究極のコミュニケーション技術なのですけど、
私は女の子の目を見て会話することができない、
絶望的にヘタレの人間だったのです。

そもそも基本的にすぐに人を貶してしまうので
女の子に嫌われていますし、人とコミュニケーションを
取ること自体が苦手で、しかも相手が女の子となると
尚更緊張してしまいましたし、目の前にいる人に話をすることが
できない時点で催眠術なんてできないのです。

いくら理論を勉強して頭では分かっていたとしても、
相手の目を見て会話できないと無理なのです。

そんなある日、催眠術の師匠から連絡がありました。

「あ、七星くん?今日これから空いてる?」

「師匠、お疲れさまです。もちろん空いてますけど、どうしたんですか?」

「ん?ちょっといいところ行こうと思ってさ。」

「なんですか、いいところって」

「まあ、いいからいいから。じゃあ空けといて。また連絡する。」

「分かりました。楽しみにしています。」

と電話を切って、夜の歌舞伎町で待ち合わせました。

師匠は行き先も教えてくれず、一本裏路地に入り、
雑居ビルの一室の前に来ました。

扉にはなにも表記がなく、監視カメラがこちらを狙っている状況で、
師匠がインターフォンを鳴らすと、
しばし間を開けてスピーカーの奥から声がしました。

「お久しぶりです。そちらの後ろの方は?」

「あぁ、こっちは私の弟子で、
 今日は連れてきたんだけど、一緒にいいかな?」

「お連れ様でしたら問題ありません。
 鍵を開けますので、どうぞお入りください。」

物々しい雰囲気が漂い、この場所は表社会のところではない
ことはすぐに理解できました。

ガチャリという重々しく鍵が開けられる音とともに、
防音対策がしっかりしていそうな重厚な鉄の扉が開かれると、
中から黒服の男性が迎え入れてくれました。

薄暗い店内に通されると、一方にカウンターがあって、
背の高いスツールに若い女の子と40代くらいの男性が腰を掛けて、
グラスを傾けながら会話を楽しんでいて、
もう一方の壁際には、ソファーとテーブルが並んで、
そちらでも何人かの女の子と男性とが会話を楽しんでいました。

所在なげに立ち尽くしていると、師匠から席に着くよう言われました。
「師匠、ここっていったいなんのお店なんですか?」
「こういう店って来たことない?」

「ないですないです。自分、風俗店やってたりしましたけど、
お客として来たことないんですよ。
でもキャバクラとも違うし、なんなんですか?ここ」

「ハプバーだよ」

「え?なんです??」

「だから、ハプニングバーだよ。聞いたことない?」

「え!ハプニングバーって、
 なんか店の中でヤッちゃったりするっていうあれですか?」

「そうそう、そのハプバーだよ」

「えーーー!ここが噂のハプバーっすか!すげぇー」

私が一人で舞い上がっていると、
師匠が女の子を連れてきて早速催眠術をしだしました。

師匠の催眠術は、アダルトに特化したものですがら、
女の子はどんどんH な雰囲気になっていっていましたし、
師匠はただ単に女の子を誘導して遊んでいるだけでした。

勝手にHな雰囲気になっている女の子を
呆然と眺めているのは、なんとも不思議な感覚です。

しかし、目の前で師匠の技を披露されていても、
まだ私は8割信じて、残り2 割は

『これ、本当なのかなー。この女の子もグルで、
私のことを騙そうとしてるんじゃないかなー』

と疑っていたのです。

その日は師匠が適当に遊んで帰るという感じで、
お開きになりました。

それからどうもモヤモヤしていた私は、
意を決してもう一度このお店に行ってみようと思ったのです。

一人でこういうお店に入れるほど、
勇気がなかったチキンの私からすれば、
清水の舞台から飛び降りるほどの一大決心でした。

いざ再び訪れると、店員さんは私のことを覚えていてくれ、
すんなりと中に通してくれたのです。

しかし時間が早かったためか、
はたまた曜日が悪かったためかは分かりませんが、
カウンターの中でグラスを磨いている店長と、
お客さん待ちしている店員の女の子が1人いるだけでした。

仕方なくカウンターに座り、普段はお酒を飲まないんですけど、
とりあえずビールを頼んで一人チビチビ飲んでいると、
店員の女の子が隣に座って私の相手をしてくれたのです。

たったそれだけのことだったんですけど、
それまでの人生の中で見知らぬ女の子が隣に座って会話をする
なんてシチュエーションはなかったものですから、
緊張しまくっていました。

『なにか会話しないと』

半ばテンパりながら考えていたときに、
ふと口走ってしまったのです。

「あのー、実はちょっとだけ催眠術できるんですよー」

ポロッと言ってしまったが最後、
口から出てしまった言葉は消せません。

「えぇーホントですかー超すごい!超やって欲しい!お願いします!」
とすごく喰い付いてしまったんです。

しかし私は、本当はまだ実践したことがなかったですし、
こんなに女の子にグイグイ来られることなんて
なかったので怖気づいてしまって

「いやーでも、そんなに安易にやるもんじゃないから、
やってあげたいんだけどできないんだよ」

と逸らせてあしらったんです。

心の中では

『やっべぇーどうしよう、
やったことないのに出来るって言っちゃったし、
女の子グイグイ来るし、やべぇーやべぇー逃げてぇー』

と思っていました。

しかし興味を持ってしまった女の子は、
諦めずにずっとグイグイ来続けていて、
私がソファー席へ移動しても、

「ちょっと静かに飲みたいから、ごめんねぇ」

と追いやろうとしても全然効果なくて、
お店の中で30分くらいずっと追い掛け回されてしまったのです。

さすがに私も根負けして、
『これはもう仕方ない、俺も男だ。

 この一年間、師匠が催眠術しているのを何人も見てきたし、
 実際に目の前で掛けられている人も何人も見てきたし、
 教材も私が撮影して、見て、編集して、誰よりも理解しているし、
 頭では完全に理解しているし、
 やり方だってもう完璧に暗記するほど覚えている。

 よし、もう駄目なら駄目で『今日は調子悪い』
ってことにしてやるだけやってみよう!』

覚悟を決めました。

「もう分かった、分かった。分かりました。
 じゃあいいですよ、やってあげます。」

「えーーー、ホントですか!やったー」

「とりあえずこっちに来て、隣に座ってください」

「はーい」

ソファー席で隣同士に座らせると

「はい、じゃあ、上を向きましょう…」

と言って彼女が上を向いた瞬間、泡を吹いて、
バタッと倒れてしまったのです。

「えっ?はっ?」

やった瞬間、当の本人である私自身が驚いてしまったのですが、
すぐに思いを巡らせてある一つの結論に至りました。

『あぁ、これ、師匠が事前に仕組んどいたヤラセだな。

私が一人でこの店に来ると知ってて、
仕組んでおいたんだな。どっかに隠しカメラとかあるんだろ。』

と思ったんですが、よくよく冷静になって考えてみると
『いや、ちょっと待てよ。

今日ここに来るなんて一言も言ってないし、
私が今ここにいることなんて知りっこないわ。

やべぇ、、、ホントに出来ちゃったよ、、、どうしよう、、、』

自分でやっておいてなんですけど、
2割はできるとは信じていなかったので、
もう動揺が隠せませんでしたし、
どうしていいのかよく分からなくなってしまったので、
とりあえず師匠に電話したんです。

「あ、もしもし、夜分突然すみません、七星です。

あの、ヤバいんです。あの、ホントヤバいんです。

えっとー、今この前のハプニングバーに来ていて、
『催眠術できる』って口走っちゃって、やったらできちゃって、
っていうか上を向かせた瞬間に女の子が泡吹いて倒れちゃって、
あの、どうしたらいいか分かんなくなっちゃって、
あの、どうしたらいいですか?ホント、ヤバいんです!!!」

と捲し立てるように一気に喋り切ると、
受話器の向こうから冷静に落ち着いた声で指示されました。

「七星くん、大丈夫。まず落ち着いて。大丈夫だから。」

「はい。でも、ヤバいんです!!!」

「うん、分かった。とりあえず、今、
この前のハプバーにいて、
催眠術やってみたらできちゃって、
女の子が泡吹いて倒れちゃったから、
どうしたらいいのかってことでいいんだよね。」

「はい、そうですそうです。ヤバいんですよ!!
泡吹いちゃって、倒れちゃったんですよ!!!」

「うん、そうだね。じゃあまず水でも飲んで落ち着いて、
催眠術を解きましょう。そうすれば大丈夫だから。」

「わ、分かりました。水ですね。はい。
解けばいいんですね。はい、やってみます。」

と言ってプッと電話を切り、店長にコップ一杯の水を貰って、
「はい、じゃあ今から3つ数えたら目を覚ましますよ。
いいですね、1、2, 3!はい、解けた!」

と早口で解く言葉を唱えて、急いで術を解いて、
怖くて逃げるように店を後にして家へ飛び込んだのです。

術を掛けたらキチンと責任を持って解かないといけないので、
このようにサッと術を解いて、
女の子がしっかりと覚醒しきる前に
去ってしまうのは一番やってはいけないことですが、
そのときは私自身に、そんな余裕すら無かったのです。

初めて催眠術を上手く掛けることができたので、
怖くて仕方なく、家に着いてからもしばらく指がブルブルと
震えていましたし、なんとも言えない恐怖感が襲ってきて、
夜中になっても目がギンギンと冴えてしまって、
全く眠くもならなくなってしまったのです。

数時間経って、ようやく冷静さを取り戻してくると
『催眠術って、本当にできるんだ。』

と、やり始めて一年以上経過して、自分自身の成功体験を元に、
やっと完全に理解することができました。

今までは頭では理解していましたけど、
自分で実践でうまく行ったことがなかったので疑っていましたし、
できるとも思っていなかったんですけど、
この成功体験からホンの少し自信が持てるようになったのです。

ドラクエと一緒だと気が付きました。
今までは布の服を着ているだけで何の武器も持っていなかったので、
スライムすら倒せませんでした。

ある日【催眠術】という名の銅の剣を手に入れてはいたんですけど、
それを使う勇気がなかったので、スライムから逃げ回っていました。

しかしスライムから追い掛け回されたので、
勢い余って剣を振り下ろしてみると、その凄まじい威力に、
使った自分自身で驚いてしまったのです。

催眠術は、掛ける方もメンタルが重要ですから、
100回失敗してもなんの糧にもならないのですけど、
たった1回でも成功すれば自信が持てるようになり、
一気に成長することができるのです。

この一回の成功から、私の人生が大きく変わりました。

まず変化の大きな第一歩として、
『女性とコミュニケーションを取ろう』
という気持ちになったのです。


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