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イノベーションに 「温〇知〇」は欠かせないんです? [生活のワンポイントアドバイス]

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ジョニー阿部です。

「温故知新」という

「故(ふる)きを温(たず)ねて
新(あたら)しきを知(し)る」

という、論語に出てくる
言葉がありますが、
イノベーションには欠かせない
要素の一つです。

新しいものを作り上げたければ、
古いものを知っておく必要があり、
決して侮ってはいけないことなんです。

Appleのカリスマ経営者だった
かのスティーブ・ジョブズは、
まさにこの温故知新を
実践した人だったといいます。

今では当たり前のように
みんなが操作できる、iPadも、
実は温故知新の賜物。

実はジョブズが
ネクストコンピュータを
立ち上げたくらいの頃から
今のiPadのような製品の
アイデアはあったんだとか。

しかし、その当時のジョブズは
「こんなのダメだ」と一蹴。
さらにこう付け加えました。

「早すぎる」

ジョブズはその製品のアイデア自体は
認めていたものの、まだ時代が
追いついていないということに
気づいていたということです。

時代が追い付いていないと
感じる理由は、さまざまでしょうが、

例えば、ユーザーがそのレベルに
達していない、キーボードの時代は
しばらく続くということ、
メモリのスピードが遅すぎる、など。

だからジョブズはその時は
否定したんでしょう。

ただ、彼はそのアイデアを
ずっと温めていたわけです。
そして技術や環境が十分な
レベルに達したとき、

ようやくiPadを製品化した
というわけです。

当然、構想はもう何年も昔に
あったわけです。

それを、「いまだ!」という
時代に合わせて、
新しいものとして世に放つ。

なかなかできることではなさそう
ですが、これぞ温故知新を
実践してきたジョブズだからこそ
成しえたこと。

Appleがいち早く導入し、
今では当たり前となった
パソコンのアイコンも同様。

元々は、ゼロックスがつくった
技術を、ジョブズが採用して、
コンピュータの概念を変える
ほどのものになったわけです。

「過去の延長線上に未来はない」
という考え方を、
ジョブズは覆しました。

ジョブズと親交が深かった、
キヤノン電子の社長、
酒巻氏は

まだ社員だったころに、
手書き入力方式の
携帯型コンピュータなど、

当時としては画期的な製品を
開発したそうですが、

発売のタイミングが
10年か20年早すぎたと
いわれてなかなか
うまくいかなかったそうです。

「最先端」とは、
ジョブズのようにまず時代の
ニーズを見ること。

逆をいえば、
時代のニーズに合うものであれば、
20年前のアイデアや技術でも
最先端に成りえるということ。

まさにiPadがそうですよね。

古いものを、
最先端技術で作るということこそ、
イノベーションなんです。

人はこれまで慣れ親しんできたものを
捨てて、まったく新しいものに移行
することはなかなかできません。

だからこそ、イノベーションに
「温故知新」は欠かせないんです。

あなたも何か、
アイデアが浮かばずに悩んだときは、
ぜひ先人たちの知恵を拝借して
みてはどうでしょうか。
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