アルゼンチン 両替送金規制で〇〇暴落

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アルゼンチン
両替送金規制で通貨暴落


ロイター通信によりますと今月2日
アルゼンチン政府が資本規制を導入し
ドルの購入や送金を
月10000ドル以内に制限しました。

これにより、銀行には
預金を引き出そうとする
顧客の長い列ができたそうです。

またコインテレグラフによると
ビットコインに買いが殺到し
アルゼンチンでは国際相場より
10%以上高い値段となっていて
国際相場も上がっています。

アルゼンチンペソは
2007円の39円から暴落を続けていますが
ついに20分の1の1.9円になってしまいました。

さて、これは対岸の火事のような話に
聞こえるかもしれませんが
日本でも起きる可能性があります。

というか、世界中で起きる可能性が
最近高まっているのです。

なぜかというと
最近金融緩和の連続で
お金の流通量が増えすぎて
実体経済と金融経済が乖離しすぎてしまい
是正する必要があるからです。

今は、労働者に比べて
マネーゲームしている投資家が
得しすぎている状態のため
これを直す必要性が高まっているのです。

そして、多数の人が、通貨は下がると
思ったときには時すでに遅しで
出金や両替に規制がかかって
指をくわえたまま暴落を待つしか
なくなってしまうわけです。


というわけで、資産はなるべく
実需のあるもので
バブルになっていないものに
変えておいた方が良さそうですね。

また、そういうものをたくさん買うことが
難しい場合には
金塊やビットコインも
検討してみると良さそうですね。

金塊やビットコインも
投資案件のひとつのため
暴落リスクがありますが
日本円や米ドルだけで持っているより
リスクヘッジになると思います。


なお、余談になりますが
アルゼンチンは南米なのに
9割がた白人の国で
街もヨーロッパみたいに綺麗な
世界ベスト10に入る豊かな国でした。

しかし、国内産業の多くが
国家的な支援を受けることに
依存するようになり最終的に崩壊
物価が200億倍になって
今に至るまで低迷を続けています。

こんな話を聞くと
人ごととは思えない人も
多いのではないでしょうか。