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「承認欲求」と「自由」について [マインドセットに関して]

山田社長メルマガシェアです。

前置き無しでどうぞ!!
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おはようございます、山田です。

木曜日に、念願の宝塚ゴールドジムに行ったのですが、
ここでも不思議な光景を目撃しました。

そう、ゴールドジムに行くとどこでも見られる光景。

なにかというと30歳代から40歳代くらいの女性。

うん、それは珍しくないのですが、やたらに派手な女性が多い感じです。

特に東京に行くと感じる。

みんな、真っ黒に肌を焼き、派手な衣装を来ています。

だいたい、腹筋が割れている。

すごい減量をしているのでしょうね。

最近、女性がコンテストに出ることが多いのですよ。

本格派はミス・フィジークやフィットネスビキニと呼ばれる大会に出ます。

初心者はベストボディとかの大会に出ます。

どの大会も細かくカテゴリ分けします。

年齢別、さらに身長別。

つまり、「参加者は、ほぼ全員が入賞」するように大会ができています。

それでもダメな方は、「田舎のコンテスト」とかに出ます。

近畿圏に住んでいたり、関東に住んでいたも
「佐賀県のベストボディに出るの」という女性もいました。

私「ええ、なぜ、そんなに遠くまで行って、コンテストに出るの?」

女性の答え
「佐賀とか田舎だから、出場者少ないでしょう?
入賞できる可能性が高いから。」

彼女は、トレーニング歴、せいぜい、1年ほど。

私の目からは、
「全く筋肉は発達していない。練磨が不足しすぎている。」
ただ、ガリガリになるまで減量して、腹筋は見える。

彼女、ベストボディで上位入賞しました。

とても嬉しいようでした。

あの、優勝してもテニスの大坂なおみのように
優勝賞金、ナン億円ではないですよー。

むしろ、自分で参加料(かなり高いらしい)を払い、
交通費、ホテル代を払うのです。

でも、本人は満足みたいです。

私、考えたのです。

「なんでやろ?金銭的にも報われることもないし、
借金してまで大会に出る真意がわからん。」

彼女たちのプロフィール。

一例としてAさん。

40歳。

もともとは、そこそこの上場企業で事務の仕事。

30歳をすぎて、「お局様」と陰口を叩かれるので、耐えきれずに退職。

有名な一部上場企業で働いていたので、再就職を甘く見ていたが、
日本という国は厳しい。

派遣の仕事しかなくなっていた。

今は外食産業で、派遣の事務職として働いている。

よく考えると40歳の今まで、何かに熱中したり、
すごいパフォーマンスをしたり、「やり遂げた」というものがない。

唯一、部活(テニス)で、高校時代に県大会で上位入賞したくらい。

そんな、Aさん、半年前にゴールドジムに入り、トレーニング開始。

「ベストボディに出ない?」という先輩会員の勧めで、
3ヶ月のダイエットを敢行!

入賞(ほぼ全員が入賞)した。

インスタとかフェイスブックに自分の身体の変化をアップすると
「いいね」がたくさん付くのです!

今は、コンテストに燃えている。

はい、こんな感じの方が多いです。

私も昔、ボディビルコンテストに出てましたから、ある程度、わかります。

→私の場合、初出場まで10年以上もコツコツと鍛え続けた後ですが。

わかった。

最近、急激に増えた「コンテストに出る女性たち」は、
「承認の欲求」に飢えていたんだな。

「承認の欲求」、これは、マズローの欲求五段階説からの解説です。

マズローの欲求五段階説

人間は、以下の第一階層から、少しずつ欲求を満たしていく。

第一階層の「生理的欲求」:
生きていくための基本的・本能的な欲求(食べたい、飲みたい、寝たいなど)。

これが満たされると。

第二階層の「安全欲求」:
安全・安心な暮らしがしたいという欲求。

これが満たされると。

第三階層の「社会的欲求(帰属欲求)」
「集団に属したり、仲間が欲しくなったり」を求めるようにます。

ゴールドジムに入り、仲間ができるとここは満たされますね。

これが満たされると。

第四階層である「尊厳欲求(承認欲求)」

他者から認められたい、尊敬されたい。

これが満たされると。

最後の階層である「自己実現欲求」

自分の能力を引き出して、創造性のある仕事をしたい。

こんな感じです。

マズローは、晩年には、最後の段階は、もう一つある。

「自己超越欲求」がそれ。

こう言っています。

とにかく、「コンテストに出る女性たち」、
承認欲求の満足のためですね。

この承認の欲求が満たされると、
「自分は価値のある存在だ」という感情が湧いてきます。

逆に満たされないと、劣等感、無力感にとらわれることになります。

この気持ちは、正常だし、大事なんですね。

私自身は、「自由」と「承認欲求」が人間らしく生きる、
幸福に生きるためにもっとも大事な2つと思っています。

「自由」は、説明するまでもないですね。

ブラック企業で、朝から晩まで「自由」を束縛されていると
やる気、なくなりますよね?

はい、ほとんどの日本人は、「自由」を求めています。

それと「承認欲求」も多くの日本人が満足できていないものです。

多くの方は、「ミスター・NOBODY」「ミス・NOBODY」です。

「何者でもない自分」、これ、耐えられないですね。

では、どうすれば良いのか?

私の経験から。

「みんな、コンテストに出ろ!」

いやいや、そんなことは言いません。

私自身、コンテストに出たのは、ある1年だけ。

ミスター・関西というコンテストで7位。

予選を突破できたのは、12名だったと思う。

過去の、その年の、ミスター京都、大坂、兵庫、岡山、等の
タイトルホールダーが、予選落ちです。

初挑戦の私が7位は、異例の大健闘だったと思います。

しかし、私は、「これは違うな」と感じて、
次の年からは、出ませんでした。

44歳の時、自分のホームページを作り、情報発信を始めたら、
「ああ、これだ」と納得しました。

みなさんにお勧めしたいこと。

承認欲求を満たすためにブログ等を始めることです。

そして、自分の知識、意見を世の中に発信していく。

結局、承認欲求を満たすためには、自分以外の他者と交友しないと

ダメです。

もちろん、「コンテストに出る」もありですが、これは人それぞれですね。

ああ、肉体を鍛えて、他人から「良い体ですね」と言われる。

これも承認欲求の満足ですね。

はい、意識して、「承認欲求の満足」を追い求めてください。

ハッピーになります。

あとは、「自由」という巨大な欲求です。

「承認欲求」と「自由」を獲得できたら、

幸せな人生ですよ。

私、とても幸せな人生ですから。



山〇〇治


PS.私のやっていること。

「ベンチプレスの世界記録を目指す」も

「メルマガを中心とした情報発信を続ける」も

承認欲求を満足させてくれています。




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年金制度の悲惨な現実 [お金]

山田社長メルマガシェアです。

年金問題の現実逃避・・・・

それではどうぞ!!
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おはようございます、山田です。

2日前、名古屋から帰ってきた山田です。

今日、めちゃくちゃに嬉しいのです。

なんと昨日、ゴールドジム宝塚のオープンの日なのだー!

オープンの日は、混み合いそうなので、避けるつもりだったけど
行きたい気持ちが抑えられないので、GO!

ジムでトレーニングしていると
東京の本部にいるはずの元ミスター日本の田代誠さんが、
目の前を歩いているではないか!

いつも通りに厚かましく話しかけて、サインをもらい、写真も一緒に撮った。

そのうちに東京で話ができるだろう。

ゴールドジム、よかった。設備も雰囲気も最高だ。

はい、私の住居からすぐ近く。事務所:売布神社駅からだと。

ゴールドジムの宝塚の最寄駅の逆瀬川駅まで、たったの11分!

駅からすぐにジムはあるし、私の事務所も駅からすぐ。
多めに見ても15分以内でいける!

自宅:新三田駅から逆瀬川。だいたい、25分から30分。
これも割と簡単にゴールドジムにいける!

東京はゴールドジム、いっぱいあるけど関西は少ないねん。

私の場合、十三か梅田まで行かなくちゃいけなかった。

結構、遠いし。
2つとも駅から、かなりの距離。

ゴールドジム宝塚、オープン万歳!

マシンとか器具の充実度がすごい!

以下、抜粋。

<ウエイトマシン 胸>
・NAUTILUS チェストプレス
・CYBEX チェストプレス
・NAUTILUS インクラインチェストプレス
・NAUTILUS フライリアデルト
・HAMMERSTRENGTH ベンチプレス
・HAMMERSTRENGTH ベンチプレス
・HAMMERSTRENGTH ベンチプレス
・THINK インクラインベンチ台
・THINK ベンチプレス台

<ウエイトマシン 背中>
・STARTRAC ラットプルダウン(ケーブル) 2台
・NAUTILUS ラットプルダウン
・CYBEX ラットプルダウン
・CYBEX シーテッドロウ
・NAUTILUS ミッドロウ
・NAUTILUS コンパウンドロウ
・HAMMERSTRENGTH フロントプルダウン
・HAMMERSTRENGTH DYロウイング
・HAMMERSTRENGTH ロウイング
・NAUTILUS プルオーバー

<ウエイトマシン 肩>
・NAUTILUS ショルダープレス
・CYBEX ショルダープレス
・NAUTILUS ラテラルレイズ
・HAMMERSTRENGTH ショルダープレス

<ウエイトマシン 腕>
・NAUTILUS バイセップカール
・STRIVE アームカール
・CYBEX プリーチャーカール
・NAUTILUS トラセップスEX
・STRIVE トラセップスEX
・STARTRAC ディップス

<ウエイトマシン 脚>
・NAUTILUS レッグプレス
・CYBEX レッグプレス
・CYBEX レッグエクステンション
・STRIVE レッグエクステンション
・CYBEX プローンレッグカール
・STRIVE プローンレッグカール
・CYBEX シーテッドレッグカール
・NAUTILUS アダクション/アブダクション
・TUFFSTUFF スタンディングカーフ
・TUFFSTUFF マルチヒップ
・STARTRAC レッグプレス(P/L)
・STARTRAC ハックスクワット(P/L)
・TUFFSTUFF シーテッドカーフレイズ(P/L)

<ウエイトマシン 体幹>
・NAUTILUS アブドミナル
・CYBEX アブドミナル
・CYBEX ロータリートルソー
・NAUTILUS ロウバック
・STARTRAC アブドミナルベンチ
・FREEMOTION アブドミナルベンチ
・Abs アブコースター
・国産 IMアブベンチ
・FREEMOTION 45度バックエクステンション
・STARTRAC チンディップレッグレイズ

<その他>
・FREEMOTION デュアルケーブルクロス

<フリーウエイト>
・TUFFSTUFF パワーラック 4台
・THINK アジャストベンチ 7台
・STARTRAC スミスマシン
・THINK プレートツリー 4台
・TUFFSTUFF プレートツリー
・IVANKO CDダンベル(1-10KG)
・IVANKO CDダンベル(1-20KG)
・IVANKO ラバーダンベル(12-30KG)
・IVANKO ペイントダンベル
・STARTRAC トレッドミル
・STARTRAC トレッドミル
・STARTRAC トレッドミル
・FREEMOTION インクライントレーナー
・OCTANE エリプティカルトレーナー
・OCTANE エリプティカルトレーナー
・OCTANE ラテラルエックス
・STARTRAC アップライトバイク 3台
・STARTRAC リカンベントバイク 3台
・STAIRMASTER フリークライマー

これだけ揃っていると私のようにサーキット形式で、
全身をトレーニングする人間には、とても都合が良いのです。

バラエティ豊かなトレーニングができる!

しかも、私は、比較的空いた時間にいくつもりだから、独占状態だー!

あ、だいたい、午後から夕方にかけていくつもりです。
「メルマガの読者です」と声をかけていただければ、

ジム友になりますよー。

「これで、俺の青春が始まるなあ。」とワクワクしております。

「山田さん、あんた、もうすぐ64歳やろ?青春?」

はい、青春です。
私の心は、50年前のテレビドラマ、「これが青春だ」
と同様、燃え盛っております!

「これが青春だ」

https://youtu.be/ygS8SXi6bU0


大きな空に 梯子をかけて

まっ赤な太陽 両手でつかもう

誇り一つを 胸に掲げて

恐れ知らない これが若さだ

そうとも これが青春だー



あのですねえ、

「老いても希望ある人生は青春」なんですよ。

もう一度。

「老いても希望ある人生は青春」なんです。


サミエル・ウルマンの詩があります。



青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。

優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、
怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心,

こう言う様相を青春と言うのだ。

年を重ねただけで人は老いない。

理想を失う時に初めて老いがくる

そうなんですよ。

まだ、20歳代でも理想を失い、その日暮らしになっている方、惰性で生きている方、
会社との往復だけになっている方なんかは、もう老人なんです。


私の場合。

肉体面。

ベンチプレスの世界記録を目指す。

ええ感じで、筋力が急速に戻りつつあります。

もちろん、トレーニングの主流は、パーフェクト・マッスル。

パンプアップさせません。→病気になりたくないから。

あと、スロートレーニング、加圧とか工夫してますよー。

ゴールドジムが近くになったので、最高の条件だあ!

精神面。

メンタルトレーニングをフル活用。

ベンチプレスと相性が良いのです。

これで、極限に近い力を伸ばす!

友情面。
「筋肉の友」、たくさんできたら良いなあ。

逆瀬川の居酒屋とかで一緒に酒を飲みたいなあ。



愛情面
あの、今、ティップネスとかコナミスポーツに行っても美女はいないです。

平均年齢が70歳を超えるから、養老院(笑)。

ゴールドジムは、かっこええ美女が多いよー。楽しみ!


「山田さん、ええなあ。羨ましいよ。」

羨ましかったら、私と同じように生きたら?

大富豪オナシスの言葉。

「世界は自由だ。私は、好きなことをやる!」

それとも以下の替え歌のように生きたいですか?

悲惨ですよ。

「年金時代」→「青春時代」という大ヒットした詩の替え歌。

https://youtu.be/2JYwIHajEcU

歌詞
 退職までの 半年で
 答えを出せと 言うけれど
 加入期間が 短くて
 年金もらえる アテがない

.
 年金暮らしが 夢なんて
 現役時代の 甘い夢
 年金時代の 入口は
 先の見えない ことばかり

.
あはは。

でも、今は、この替え歌ができた時よりもひどい時代。

65歳以上でも男は、8割くらいは働いているようです。

働いていない方も「働かなくて良い」ではなくて、

「雇ってもらえない」状況。

年金だけでは生きていけない。

ちょっと前までは、「年金をもらい始めると悠々自適、趣味に生きる」
のが、日本の常識だったんですけどねえ。

今は、大企業に勤めていて、「年金基金」をもらっている方だけ、
悠々自適みたいです。

でも、日本の経済が縮小の一途で、年金基金の投資がうまくいかず、
9割以上の年金基金が「深刻な赤字」です。

10年以内になくなるらしい。

私は、こんな人生、嫌ですよ!

「生涯現役」とか言っても最後まで他人にこき使われるのはいや。

私は好きなことをやります。

最後にもう一度、大富豪オナシスの言葉。

「世界は自由だ。私は、好きなことをやる!」


山〇豊〇


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「卒寿」のお祝い [マインドセットに関して]

元電通マン!

藤沢社長メルマガシェアです。

感謝する気持ち!

私自身素直に感謝する気持ちがもてたら、
きっと素晴らしい安らぎのある生活が出来ると信じてます。

それではどうぞ!!
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祖母が90歳を迎えたので、両親、弟家族とともに「卒寿」のお祝いをしました。

現在の私が、幸せな人生を歩めているのは、祖母が命をつないでくれたおかげですから、
心からの感謝を込めて、乾杯しました。

祖母は、ちょうど80歳になった10年前に、脳梗塞を患い、突然倒れてしまって、
半身不随になってしまいました。

その直後の2年間は、まだ結婚する前の妻が、
献身的に介護をしてくれたことを思い出します。

実の孫である私でさえも、抵抗感を持つようなお手洗いのお世話などを、
血が繋がっていない妻が積極的にサポートしている姿を見て、
この人と、人生を共にしたいと感じたのです。

あれから10年、祖母は、妻を見るたびに、「ありがとう」という表情で迎えてくれます。

祖母は今、言葉を発することはできないのですが、
感情はしっかりと表現してくれるので、こうして、会う度に、
私達も心が大きく動くのです。

昨日、記事にした金運神社や、アメリカのセドナなど、
私にとっての「パワースポット」は国内、海外にいくつかあります。

ただ、その中でも、最も力をいただくと感じるのは、
こうして、私の「命の起源」を見つめる時です。

祖母が、戦時中に強く生きて、祖父と出会い、母を育てていなければ、
私は生まれていません。

私の人生の様々な出来事も、すべては、祖母の命が原点なのです。

そう考えると、命の不思議を強く感じるとともに、
日常の1日、1日を大切にしたいと、改めて考えさせられます。

祖母は、典型的な「薩摩おごじょ」で、
いつも、祖父の「3歩後ろ」を歩いていました。

毎晩、お酒に呑んだくれて、若い女性がいるお店に通い続けるような
祖父の奔放な生き方に、きっと、辛い思いをし続けたと思うのですが、
それでも、祖父のことを支え続けた祖母のことを、心から尊敬しています。

そして、実の父親がいなかった私にとって、「男」と「女」の関係は
この祖父母の影響を大きく受けています。

ですから、私の中に、
「女は、男に尽くすものだ」

という、時代錯誤な古い考え方があることは決して否定できません。

しかしながら、そんな私を、献身的に支えてくれる妻に、改めて感謝する日々です。

祖母がいて、母がいて、妻がいて、、、

女性に支えていただいている現在の私の人生を、
大切に、大切に、歩んで行きたいと思いました。

次は「白寿」!

おばあちゃんにはいつまでも、元気でいて欲しいと心から願っています!!

追伸;
美意識の高い祖母に許可をもらっていないので、顔は隠させていただいていますが、
写真もアップさせていただきました^^

http://bed-ex.jp/Lcc67306/521551

◆社長ブログランキング、応援をお願いいたします!

http://bed-ex.jp/Lcc67306/621551

これからも、有益な情報をお届けしていくことを誓います。

いつも、本当にありがとうございます!!




藤〇涼
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人生を動かす2人との出会い [過去の経験談]

七★社長メルマガシェアです。

元自衛官を経て、デリヘル露天商その他、
世間一般では、闇といわれているような職業の方とも
商売で繋がったりと、激しい人生を送られてます。

それではどうぞ!!
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■■人生を動かす2人との出会い

【クロス壁紙張り替え職人.com】のサイトのアクセス数は、
日を追う毎に増していく一方でしたから、
1日のうちに10-20本くらい
「内装工事お願いしたいんですけど、いつだったら空いていますか?」
と引っ切り無しに電話が掛かってきていました。

さすがに全部の依頼を、私が一人でこなせるわけではないので、
比較的割のいいお客さんだけに絞って自分で仕事をして、
それ以外は自分の内装仲間に仕事を振ったりしていました。

悪どいようですが、内装仲間は自分で新規顧客を掴むことが難しいので、
私から新しいお客さんを紹介してもらえることを
楽しみにしている人ばかりだったのです。

なので、私はたくさんのお客さんの中から、
質のよいお客さんを選別して仕事を受けるようになっていきました。

そうして出会ったお客さんの中に、
私の人生をまた大きく動かす人物がいたのです。

しかも、二人この二人との出会いがなければ、
今の私は絶対に存在しなかったと断言できるでしょう。

なぜなら、私がここまで今の立ち位置を確立できた大きな要因には、
単にビジネススキルやマーケティングスキルを磨いて向上させただけではなく、
突出してコミュニケーション能力を身につけたことがあると言えるからです。

■■一人目
まず一人目との出会いは、超簡単で割のいいおいしい仕事のときでした。

「あー、もしもし、おたくって、なんつったっけ、
ダイノックシート!の仕事をうけつてますか?

「うちは一応そのダイノックシートを専門でやってますからね。
施工数でも他のどこよりも多いですよ。」

「んじゃ話は早い。早速なんだけど、
そのシートって壁以外にもどこでも貼れんの?」

「壁じゃなくてもどこでも貼れますよ。」

「デッカイ机に貼ってもらうことってできないかねぇ。
机がずっと同じ模様だと他を変えてもあんまり変わった気がしないんだわ。」

「そうですね、その机がよっぽど特殊な材質や形状じゃ無ければ、
だいたい大丈夫ですよ。」

「そうかそうか、じゃあちょっと頼みたいんだけどいいかい?」

机に貼るとかだと手間の割に面積が小さく、
請求できるお金も2-3万円くらいと大した稼ぎにならないので、
体よく断ろうかとも思ったんですが、
たまたま近場で別の用事があったので、
『ことのついでで2-3万ならいっか』と軽いノリで受けたのです。

机の貼り替えなんて一般の人からはあまり注文がないもので、
大抵は模様替えが好きなヤクザの親分さんからの注文ばかりでした。

ご存知のように、ヤクザは極度の見栄っ張りですし、
お金だって一般人からすればたくさんもっていますから、
「壁紙をもっとゴージャスなやつに変えてくれ。」
とか
「机をもっと重厚な感じにしたいんだけど、どうにかしてくれ。」
とか、そういった注文が多くありました。

用事を済ませ、改めて電話して詳しい住所と場所を聞き、早速会社へ伺いました。

そこは駅からほど近い、商店街の一角にあるなんの変哲もない雑居ビルの6 階でした。

一階が激安弁当屋になっている脇に、薄暗く狭い通路があり、突き当りには
4人も乗ればブザーが鳴ってしまうような小さなエレベータがありました。

エレベータ横の階段は、弁当屋のトレーなどの段ボールで溢れ、
とても使える状態ではありません。

湿った空気が充満したエレベータに乗り込むと、
私一人の体重だけでもふわふわした感覚があったので、
何年もまともに整備されていないエレベータなんだなと感じました。

6階のボタンを押すと、一瞬ガクンと不自然な挙動をしてから上昇し始め、
“チーン”と妙に安っぽい音が鳴ると同時にドアが開きました。

エレベータを下りて数歩のうちに扉があり、
そこには【〇〇プロモーション】と書かれた看板がありました。

『どこかで見たことがある会社の名前だなー』

と考えながら扉をノックすると、
中から20代後半くらいで一見すると生真面目なサラリーマン風だけど、
どことなく影のある印象の男性が顔を覗かせました。

「こんにちは。ここは〇〇プロモーションですけど、
本日はどういったご用件でしょうか?」

「あ、はい、内装屋の七星と言います。
こちらの会長から会長室の机を模様替えしたいとのことで
ご依頼いただきまして、会長へは先ほどもうすぐ到着する由、
お伝えしてあるのですが…」

「かしこまりました。こちらで少々お待ちください。只今、確認してまります。」

妙に畏まった口調で語りかけられ、
指示された通り入り口付近で待っている間、
社内を伺うと他に3人ほどの男性社員が、
目を充血させながら映像の編集作業を黙々と行っていました。

程なくして、すぐに会長と分かる感じの、
どっしりと肝の据わった男性が奥からゆっくりと現れました。

どう見てもとヤクザの組長です。
『うわーやっちまったー。これヤクザの表向きな会社っぽいなー』
と不安に思っていると、会長から気さくに声を掛けてもらえました。

「おー、内装屋さん、急なお願いなのに早速来てもらっちゃって悪いね。
助かるわ、ホント。じゃあ、こっち来てもらっていい?」

働いている社員たちの間を抜け、奥にある会長室へ行くと、
バカでかい応接セットの向こうに、誰が見ても一発で
『あ、これ会長の机だ』と分かる、
さらに一回りデカい机が鎮座していました。

幅は2mを超え、机の厚みも7cmはあるこの机は、
おそらく100kgはあるで しょうし、価格も相当なものなことが伺えました。

「会長、この机、凄いですね。今のままでも見ただけで
『この机は価値の高いものだ』って分かりますよ。」

「お!そうかそうか、さすが内装屋さんだな。やっぱいい目してるね。
今までたくさん高価なヤツとか見てきたんだろ。」

「まあ、そうですね。仕事柄一般の人よりは
ちょっと高価目のものを見る機会が多いかもしれないです。」

「そうかそうか、そうだよな。で、この机、どう思う?」

「当たり障りのない返事をすると、重厚でイカツいけど、
でも誰しもが凄いと感じる机ではない気がします。」

「あ、やっぱそう思う?そうなんだよなー。
結構いい値段したんだけど、イマイチパッとしないつーか、
どことなくチープな感じがするのがいただけないんだよ。
どうにかなんないかね。」

「そうですねぇ、うーーーん。これくらいガッシリとした机だったら、
全体を大理石調にしてみるとかいいんじゃないですかね。

ウチで扱ってるダイノックシートなら、よく見ても、
たとえ触られても、それがシートだってまず分からないですよ。」

「おーいいね、それ!でも本当に分かんないもんなの?」

「じゃあ、まあ、それでやってみるんで、
もし気に入らなかったら言ってください。

シートなんですぐに剥がしちゃいますから。
で、そん時はまた別の考えます。」

「分かった、任せるよ。よろしくー」
そんな感じで話が進み、
パパパッと仕上げて別室で待機していた会長に見せると
「おーすげぇな!これがさっきと同じ机だとは全然思えねぇな。
しかもこの大理石調、超しっくりきてんじゃん。さすがだな。」

「いえいえ、ありがとうございます。素材が良かったんですよ。」

「まあまあ、そんな謙遜すんなって。
兄ちゃん若いのにいい仕事するなぁ。
また他にもいろいろお願いしていい?」

「もちろんいいですよ。またいつでも連絡ください。」

上機嫌になった会長に、ずっと疑問に思っていたことを聞いてみました。

なぜそこまで聞かなかったかというと、
この会長もヤクザにしか見えなかったからです。

こういう人は、自分が気にかけていることや気に入っているものを褒めて、
持ち上げた状態で話をしないと、怒り出すか、
つっけんどんな感じで嫌悪感剥き出しにされる方が多いからです。

「ところで会長、一つ伺ってもいいですか?」

「ん?なんだ?」

「あのー、この会社ってなんの会社なんですか?
名前はどっかで聞いたことがあるんですけど、思い出せなくって」

「なんだ、そんなことか。ウチはAVだよAV。AVプロダクションだよ」

言われてみれば、たしかにAVの会社で【〇〇プロモーション】
って会社がありましたし、しかもこの会社はAV業界でも首位を争うくらい
日本最大級のAVプロダクションだったと思い出しました。

AV業界とは言え、まさか自分がそんな凄い会社の会長と
親しげに話をしているとは思いもしませんでした。

急に緊張してきてしまいましたが、
『AVでもなんでも、一つの業界で日本でトップを張れる人と
会話するチャンスなんて滅多にない』

と思って、ダメ元でもっと話をしてみたんです。

「【〇〇プロモーション】って確か業界最大手ですよね。
突然自分の目の前にあると、気が付かいないものですね。」

「人間そんなもんだよ。AV嬢だってたくさんいるし、
街を歩いてれば何人もすれ違うけど、
あえてそういう目で見ないと気が付かないもんなんだよ。」

「へぇーそんなもんですか。」
「人間つーのはさ、自分の都合がいいようにしか考えられないし、
目の前のものでも自分の都合のいいようにしか見えないもんなんだよ。

自分のいいように思い込みたいんだよね。」

「なるほどー、勉強になります。
それはそうと、ちなみに女の子ってどうやって集めてるんですか?」

「そんなの普通に雑誌とかに求人出してるだけだよ。」

「えっ?それで応募してくるんですか?」

「うん、来るよ、普通に。」

以前、東北の街でデリヘル嬢を集めるときには、
雑誌の広告なんて全然考えていなかったので、目からウロコな返答でした。

逆に、自分はインターネットを使った女の子の募集には少し自信があったので、
一つ会長に提案してみたのです。

「実は自分、1-2年前に〇〇って街で
デリヘルとレンタルルームやってたんですよ。」

「おーなんだ、同業者じゃん。
あの街、風俗業界だと活気があっていいよね。

でも裏を知ってるとヤクザだらけなんだよなー。

確かちょっと前にあの街結構荒れたって聞いたような気がしたけど、
知ってる?」

「あー、はい。まさにあの騒動の真っ只中というか、
ほぼ中心にいたのが私なんですよ、、、」

「へ~そうなんだ~」

「はい、そうなんです。『嘘だったら良かった』
と自分でも思いたいんですけど、お恥ずかしい話、そうなんですよ。

騙されたり利用されたり脅されたり、まあいろいろあって、
生きるために撤収して東京に戻ってきたって感じなんです。」

「そいつは大変だったね。
でもあの街でデリヘル・レンタルルームやってたってことは、
相当実力あるんだね。」

「どうですかね。でも自分でゼロからはじめて、
一応あの街では一番のデリヘル・レンタルルームにはなりました。

それが東京で通じるかどうかは分からないですけど、
それなりには経験を積めましたね。」

「へ~?それって普通にすごいね~。それこそどうやって女の子集めたの?」

「えーっと、ホームページを作ったりして、
インターネットを使って募集していました。

携帯電話の電話番号を載せていたので、
そこにお客さんからの注文に混じって、たまに女の子からの
「働かせてくれ」っていう電話が来て、会って採用って感じです。」

「そんなんで上手くいくんだ、すごいね。じゃあ結構勉強したんだね。」

「一通りは勉強しましたね。
インターネットとかホームページとかもそうですけど、
キャッチコピーとか、マーケティングに関することもいろいろ勉強しました。」

「いや、すごい、それ。ウチも教えて貰いたいわ。」

「会長さえ良ければ、私にも仕事手伝わせてもらえませんか?」

「私が今までやってきたことと会長の仕事と、
おそらくマッチすると思うんですよ。

ジャンルも似ているし、基本的には女の子を
いかに集めるかに掛かってると思うんで。」

「いや、ホントそうだよ。すごいね、若いのに。

でも、ちょっと相場とかわかんないから幾らくらいでやってくれるもんなの?」

「そうですね。インターネット関係でコンサルタントっていう形だと
結構なお金いただいちゃっているんですよ。

でも、自分以外では建築関連ばっかりやっていて
風俗関連のものでやったことないので、
上手く行くか正直わかんないんですよね。

だぶん大丈夫なんですけどまだ確証はないんで、
実際にやってみてもし上手く行ったらお金もらうってことでどうですか?」

「そんなんでいいの?
 だって上手く行かなかったらお金取りっ逸れちゃうわけでしょ?」

「まあ大丈夫ですよ。きっと上手く行くんで。」

インターネットのマーケティング戦略を知っていて、
webもイジれて、ダイレクト・レスポンス・マーケティングも知っていて、
キャッチコピーも勉強している人は、AVの風俗業界にいませんでした。

これには自信と楽しみがありました。

そんなひょんな成り行きで、
日本一のAVプロダクションに関わることが出来たのです。

どんな業界であろうとも、この会社が日本一の会社であることは
変わりありませんので、その会社に《ネットコンサルタント》
として関われるということは実績はもちろんのこと、
得られる経験もかなり大きいと思っていましたし、実際そうでした。

しかし温情深い会長は、
「もし上手く行かなかったら働き損になってしまうから」

と言って、個人的にたくさんの内装工事を頼んでくれて、
それだけでも結構稼がせて頂きました。

こうして金銭的な不安を解消してくれたお陰で、
《ネットコンサルタント》しての仕事に集中して没頭することができたのです。

とはいえ、風俗の中でも《AV業界》と分野を細分化してしまうと、
私も全く分からないですし、その分野でコンサルタントをするなら
業務全体を知らないといけません。

そこで会長に頼んでみたんです。

「ところで会長、私はインターネットも知ってるし、
ホームページも作れるし、マーケティングも詳しいし、
風俗も自分でやっていましたので自信はあるんですけど、
AV業界となると全く未知の世界なので、
まずは見習いをやらせてくれませんか?」

「そりゃもちろん、いやー益々気に入ったよ。
世の中、口だけコンサルタントなんて腐るほどいるし、
奴らは金を取るだけ取って実績残せないけど、
自分から見習いやらせてくれなんて、やっぱ出来る人間は違うわー」

と、手始めにAV嬢のマネージャー見習いから始めることになりました。


■■七星明の二面性誕生
ここから七星明が、《表の顔》と《裏の顔》
との二面性を持つことになるスタートでした。

週の半分の日中は、内装屋の中でも割のいい仕事だけを選んでやって、
残りの日や夜などはAVプロダクションの仕事をしていくという、
生活が始まったのです。

初めてみてビックリしたのが、
AV嬢の数に対して、マネージャーの数って圧倒的に少ないことです。

単独で作品を出せるくらい有名なAV嬢は、
何百人、何千人に一人くらいしかいませんので、
一人のマネージャーが担当するAV嬢はとても多いのです。

一回限りの担当の女優もいますし、
一度に4-5人を担当することもありました。

今までずっと恋愛経験の乏しかった私は、
女性の扱い方というものを全く知らなかったので、
何人かいるマネージャーの中でAV嬢から最悪に不人気でした。

いや、人気がないというのはウソで、本当は圧倒的に嫌われていたのです。

「えー、今日の担当、七星ぃー、またあいつかぁ、最悪!」

「なんであんたいるの?あとはもう私一人でいいから帰って!」

「あ、もしもし社長?今日のマネージャー、
今からでも変えてもらえない? 変えてもらえないなら、
撮影飛ばして違約金出てもいいから帰っていい?」

あからさまに私にワザと聞こえるように、
口々に文句を言われるくらい嫌われていたのです。

実は、女の子だけではなくて、基本的に私は嫌われ者なんです。

なにがそう他人から嫌われるのかというと、
余計な一言を言ってしまうヤツだったんです。

たとえば、風俗店へ行って、やることやった後に、
相手をしてくれた女の子に「なんでこんな風俗の仕事してるの?」
と聞いたりするような最低なヤツだったんです。

「あれ?ちょっと太ったでしょ!」
とか
「身体はいいんだけど、顔がイマイチなんだよな」
とか
「これであとちょっとおっぱいがあればいいだけど、残念だよね」
とか
「足首ないよねー」
とか。

男ならまだしも、女性に対しても平気でこういう心無いことを言っていたので、
本気で心底嫌われていたんです。

当たり前ですよね。
女性と接することが無い人生を送っていたので、分からなかったのです。

職人になってからもゲームばっかりやっていたのと、
風俗店をやっているときも自分の恋愛どころではありませんでしたから、
全然恋愛経験がなかったのです。

レベル1にも満たない、ダメなヤツでした。
人間は、10代20代の頃にちゃんと恋愛を重ねないと、
コミュニケーション能力が絶望的に低くなります。

恋愛から一番遠いところにいた私は、
異性との関係性を全く構築できませんでしたから、
もの凄く偏った、偏見ばかりの人間だったのです。

自分が上手くコミュニケーションを取れないからって、
相手に冷たくしたり、相手を卑下したりして強ぶっている一方で、

『うぉー本物のAV嬢だ!すげぇー』

と心の中で叫んでいるような糞ガキでしたから。

しかしどんなにAV嬢に嫌われていても、
自分からやりたいといったマネージャーですから、
そう簡単に諦めて辞めるわけにはいきません。

なにより、キチンとAV業界のことを知ることが目的でしたから、
頑張って続けました。

このときは『どうして自分がそんなにも嫌われるのか』
を想像すらもできなかった糞ガキでしたから、
ひたすらに頑張るしかありませんでした。

そのマネージャーの仕事の一つに、AV嬢の採用面接があります。

私はマネージャー見習いだったので、端っこにいて女の子の案内をしつつ、
会長や社長、マネージャーが面接をしているところを見学していたのですが、
その内容が途轍もなく浮世離れしていました。

簡単な自己紹介をさせた後からの質問が、かなりエグいのです。

「なんで応募してきたの?」から始まって
「初体験いつ?」
「今までで一番激しいプレイはどんなの?」
「最大の同時プレイ人数は?」
「イク?イカない?」
「どんな場所でやったことある?」
「今までで一番イヤだったプレイは?」
「病気貰ったことはある?今は病気ある?」
「堕ろしたことは?」
「中出しはOK?」
「ピルは飲んでる?」
「後ろは開発済み?」
「変わった性癖ってある?」
「入れ墨入ってる?」

もうキワドいを通り越した質問ばかりなのです。

たしかに制作側からすれば必要な内容ですが、
免疫のなかった私には刺激が強すぎました。

あまりにも現実離れし過ぎていたので、とても面白かったですが。

何人もの面接を繰り返し見ていて、気が付いたことがあります。

それは
『AV嬢って、お金に困ってやっている人がほとんどいない』
ということです。

風俗嬢とAV嬢では全く人種が違いました。

風俗嬢はお金に困ってやっている人がほとんどなのです。

じゃあ、AV嬢はどんな人がやっているのかというと、
セックスが好きな人や寂しい人、誰かに必要とされたい人、
心が傷ついている人がなっているのです。

最終的に7-8年間ほどアダルト業界に携わって、だいたい4-5000人くらいの
AV嬢を相手にしてきましたから、かなりたくさんのことが分かりました。

AV嬢のほとんどに共通している特徴として、
家庭環境が悪いということがあります。

風俗嬢の中にも家庭環境が悪い子もいましたけど、
AV嬢は90%以上がそうだったのです。

人間の心理にも係るところなんですけど、人間は
『自分だけにしか影響がない』
と思うと、なんでもできてしまうのです。

しかしそこに親や兄弟、家族、子供、友達とかの関係性が絡んでくると、
無茶できなくなるのです。

『もし自分がAV嬢になって世間に広まったとしたら』
と考えて、
『親が悲しむ』
というようなブレーキが掛かるので、親を尊敬していたり、
家庭環境が良好だったりするような人は、AV嬢にはならないのです。

同じような心理としては、入れ墨もそうです。

入れ墨をしている人の全員が全員そうではありませんが、
お母さんがお腹を痛めて産んでくれた自分の身体を
敢えて傷つけることによって、
間接的に親に対して復讐している人もいるのです。

なので、単にお金に困ってアダルトに流れてきてしまった人は、
『自分はこんなことをやりたくてやっているんじゃない』

という思いが強くて、
『いつかこの状況から抜け出して、普通の平凡な生活を送りたい』
と思っているから、顔出ししない風俗嬢になっているのです。

ちなみに、セックスが好きな娘は基本的には風俗嬢にはなりません。

セックスが好きな娘は、自分が気持ちいいし、
気持ちよくなりたいからセックスをするのであって、
相手を積極的に気持ちよくさせようと思っている訳ではないからです。

ですから単純にセックスが好きな娘は、絶対に風俗嬢はやらないのです。

風俗嬢とAV嬢とのこれらの認識の違いは、天地の差があるので、
同じアダルト業界ではありますけど、全く別の業種だと思ったほうがいいです。

そしてなにより、心が病んでいる、普通に生活してきた人間からすると
想像もつかないようなトラウマを抱えている娘が、
びっくりするくらいたくさんいることに気付かされました。

私が一番衝撃を受けたのは、とあるAV制作メーカーへ女の子を連れて行って、
新作制作のための面接を担当プロデューサーと行っているときでした。

「どもども、はじめまして。かわいいねぇ
。早速だけど今まで複数の大人数でやったなかで、
最大何人が同時にやった人数?」

「んーっと、6人ですねぇー」

初っ端から飛ばした質問と、斜め上を行く答えが飛び交っていました。

「なるほどなるほど、ちなみに初体験っていつ?」

「えーっと、小学校3年生のときでーす」

業界では挨拶のようになっているこの質問から、このあとまさか、
あんな展開の話になるとは思いもしませんでした。

「それまたエラく早いねぇ」

普通に考えても異常に早い初体験ですけど、
業界の面接では平然としかも淡々と質問が続いていきます。

「その小学校3年生の初体験のときの相手ってどんな人?」

「あ、義理のお義父さんですぅー」

「そうなんだ。それ、どんなシチュエーションだったの?」

「あぁ、そのー、さっき言った最大人数の6人っていうのが初体験のときなんですよぉー」

「んーと、それってお義父さんとその知り合いだか友達だかが集まって、
全部で6人の大人の男に囲まれてやったのが初体験で、
今までで一番大人数ってこと?」

「あ、そうですそうですぅ。お母さんが仕事でいないときに、
お義父さんが友達をたくさん連れてきて、
みんなで私のこと輪姦したんですよぉ。」

鬼畜の所業ですが、本人もプロデューサーたちも
淡々と会話を進めるという異様な光景が続きました。

小学3年生の初体験を皮切りに、お義父さんとキモオヤジたちとの
狂宴は日を追う毎に頻度も増していって繰り返され、
中学校一年生になる頃には既にパパが5人いたのです。

中学一年生の時点で、もう彼女の《性》
というモノそのものが崩壊していたのでしょう。

それぞれのパパごとに別々の携帯電話を持たされていたので、
合計5個の携帯電話を持ち歩いていて大変でしたけど、
みんなお手当をたくさんくれるからと、
月に2-300万円くらい稼いでいたと言うのです。

彼女は面接のとき19歳くらいでしたけど、
次に出てきたセリフが私の心を奈落の底に突き落としました。

「中1のときが一番稼いでいて、少ないときでも毎月200万、
多いときで300 万くらいだったんだけど、
そっから歳を取れば取るほどどんどん稼げなくなっちゃったんだよねぇー。

今までで今現在が一番稼げない。みんな若い娘が好きなんだよねぇー」

かなり整った顔立ちで、スタイルも抜群の娘が、
人生を悟ったように遠い目をしながら話すのです。

一般的な感覚からすれば、大学に入学する歳ですから

『さあ、これから人生を楽しむぞ!』

と期待に満ち溢れた若々しい英気が漲っている一方で、
世の中の闇の側面で生きてきた彼女からは、
もう堕ちていく未来しか感じられないのです。

自分よりも10歳以上年下の女の子が、いったいどんな人生を送ってきたのか、
その一片に触れただけでなんとも鬱々とした気持ちになりました。

こんな壮絶な人生を送ってきた女の子がいるのと同時に、また別の意味で
《性》が崩壊している女の子もいました。

異常なまでにセックスに取り憑かれた娘です。

「こんにちは、どうして応募してきたの?」
「えー、そんなのHが大好きだからに決まってんじゃーん」

「そうなんだ。どれくらい好きなの?」
「んーっと、もうずっとヤッてたいくらい大好き」

「もしHしちゃダメってなったらどうする?」
「えっ!そんなのムリムリ!あり得ない。頭おかしくなっちゃう!」

『いやいや、もう既に充分頭おかしいだろ』と思いましたが。
「普段はどれくらいの頻度でHしてるの?」

「だいたい1日1回は絶対にヤッてるかな。
でもほら、彼氏も来れないときあるし、
それ以外にも相手が見つからないときもあるから、
そういう日はできないかなー」

「彼氏以外の相手って、どういう人?」
「んーっと、昔の彼氏とか、セフレとか、
 あとはテレクラとか出会い系の人もいるかなー」

「そうなんだ、相手が見つからないときってどうしてるの?
 溜まっちゃわないの?」

「大丈夫だよー、オナニー大好きだし。」

「ふーん、どれくらいオナニーしてるの?」

「最低でも一日10回はしてますよぉー」

「え?マジ?10回もしてんの!」

回数だけでも驚きですが、
そのタイミングやシチュエーションがまた、
想像の斜め上を行っていました。

「1日10回って、どういうシチュエーションでヤッてんの?」

「うーんとねぇ、ベッドの上に宝箱が置いてあるんだけど、、、」

「ん?宝箱?」

「あぁ、えっと、そかそか、えっとね、
バイブとかローターとか電動マッサージ機とか、
オナニーグッズがたくさん入ってる箱を宝箱って呼んでるんだけど、
とりあえず朝起きたら目覚まし止めた手で宝箱を開けて一回するでしょ、
で、朝ごはん食べたらトイレに行ってもう一回するでしょ、
で、会社行く支度して、、、」

「ちょっと待ってちょっと待って、今、会社って言った?」

「あ、そうそう会社。普段はこれでも普通にOLやってるからねー」

「そうなんだ、現役OLなんだ、すごいね」

「偉いでしょ」

「うん、偉い偉い。で、その後は?」

「でぇ、電車に乗って会社のとこの駅についたら
またトイレに行ってヤッて、出勤して10時くらいの小休憩でまたヤッて、
お昼ごはんを食べてもう一回ヤッて、
とか、会社でだいたい4-5回くらいヤッて、
アフターで彼氏と会うとき とかは、
会ってすぐ挿れれるように直前にトイレに行って
一回ヤッて濡らしておいたりしますよぉー」

「すごいね、オナニーな毎日だねぇ」
AV嬢の面接ですから、
普通の感覚と違うのは当たり前といえば当たり前ですけど、
それでも何百人と会っていると、特に尋常ではない経験を積んできた娘や、
想像もできないような生活を送っている娘にあたってしまうのです。

今までの自分とは、あまりにも世界が違って混乱するだけならいいのですけど、
そういった娘も普段は周りの人たちに紛れて普通に生活を送っている、
私たちが何気なく街を歩いてすれ違っている名前も知らない人も、
そんな人生を送っている可能性があるし、
電車で隣に座っている真面目そうな隣のおっさんが
性的虐待の加害者かもしれないとか、いろいろなことを考え出してきたら、
どんどんチンプンカンプンになってきてしまって、
『あー、ヤバい、このまま続けてたら精神崩壊しそうだ、、』
と病んできてしまったので、AV嬢のマネージャーは
最終的に2週間で辞めさせて貰いました。

とりあず業界の事はわかってので、十分との判断と、
これ以上は無理って判断です。

とはいえ、AVプロダクションのネットコンサルは、
そのあとも4年ぐらいは続けてました。すごく良い経験になりましたね。


■■二人目
マネージャーを辞めて少しした頃、《表の顔》である内装屋の方で、
また興味を惹かれる一通のメールで仕事依頼が来たんです。

【クロス壁紙張替え職人.com】のアクセスがかなり上がってきていたので、
電話以外でも、FAXやメールで仕事の依頼も来ていました。

たくさんの仕事依頼を受けていると、メールだったら文面を読んだ瞬間に、
『あ、こいつ金持ちだな』と解るようになりました。

あるメールをみて、これは金持ちかの連絡と感じて、
すぐに返信して仕事の約束を取り付けたました。

すぐに指定された住所のマンションへ行き、
「内装屋の七星です。」

「あぁ、はいはい。ちょっと待ってー」

と扉の前で待っていて、ガチャリと開いた瞬間、
「あ、、、またヤッちまった、、、これ、ヤクザ事務所だ、、、」

いわゆる裏稼業に手を染めている人たちって、
独特の空気感を持っているのです。

この人自体、明らかにおかしいとか、見た目がヤバいとか、
そういう単純なものではなくて、正確に『ここが普通の人と違います』
というのはないのです。

しかし雰囲気だったり、部屋の中に漂うどことなくしっとりした空気だったり、
第六感的なところが『コイツは普通じゃない』
って自分に訴えかけてくる感覚があるのです。

私より3歳くらい年上の彼は、気さくに
「どうぞどうぞ、中入ってぇー」

と言ってくれて、あとを付いていくと一つの大きな部屋に案内されました。

この部屋も、入っただけで異様な雰囲気を醸し出していました。

20畳くらいはあるかと思えるかなり大きな部屋で、
薄暗く、ベッドが置 いてあったり、ソファがあったり、
ところどころに布団が敷いてあったりと、
まるで統一感のないその部屋からは、
生活感が微塵も感じられませんでした。

「今日お願いしたいのは、
この部屋の壁紙を全部張り替えて欲しいんだよね。
なんか飽きてきちゃったから、気分転換に。」

「かしこまりました!この部屋、かなり広いので、
全部となると結構な金額になっちゃいますけどいいですか?」

「うん、大丈夫大丈夫。いくらでもいいよ。
あの本物っぽい壁紙使っていい感じにキレイに仕上げてくれればお任せで、
いくらでもいいからお願いします。」

思った通り、気前がいい依頼主でしたので、より一層『この人は裏稼業』
という疑惑が大きくなっていきました。

しかし、この部屋の用途が全然想像付かなかったので、
お任せと言われてもどうしたものかと思い、依頼主に聞いたのです。

「おまかせは有り難いんですけど、
ちょっと自分ではこの部屋の使い方というか、
普段をイメージできないのでどうしたものかって感じなんです。

よかったらこの部屋って、いつもどういう風に使っているのか
教えてもらえます か?」

「あぁ、そっかそっか。たしかにこんな部屋、分かんないよね。
僕、見慣れちゃってるからなんとも思わなかったけど、
言われてみればたしかにそうだ。うん、この部屋ね、乱交部屋。」

「、、、へ?、、、んーー、、、、へ??、、、乱交部屋???」

「うん、そう。乱交部屋。」

「えっ?乱交って、あの乱交?乱交部屋?えっ?ここですか?へっ?」

「まあ、そうなるよね。ここで乱交する乱交部屋。
複数の男女が裸でアレする乱交の乱交部屋。で、
僕はその部屋をやってるいわゆる乱交屋さん」

「えぇーーー!マジっすか!」

世の中いろいろな仕事があるものですが、
乱交を主催する乱交屋さんなるものが存在して、
しかも乱交するためだけの乱交部屋があること自体にも驚きを隠せませんでした。

乱交屋さんがいったいどういったことをしているかと言うと、
今で言うマッチングビジネスの一種なのです。

インターネット上で輪姦されたい女性を募集して、
同時に輪姦したい男性も募集します。

そして一定数に達したら、日程を決めて、
男女ともにこの部屋へ来てもらって実際に乱交をしてもらって、
それを映像としていろんな角度から撮るのです。

部屋にはいくつかの固定カメラもありましたし、
ハンディのビデオカメラもありました。

そうして撮影した映像をモザイク処理とかして編集して、
専用サイトで映像配信をするんですね。

この専用サイトは毎月5,000円の月額会員制なんですけど、
聞けば結構な会員数を抱えていて、相当儲かってました。

『そんなに需要があるのか』とびっくりしたのを覚えています。

みんな現実の世の中にウンザリしていて、
刺激のない毎日に退屈して、バーチャルの世界に非日常を求めているんです。

それを《乱交》という強烈なイメージでビジネス化しているのは、
凄い才覚があるのだと思いました。

この乱交屋さんこそが、私の人生を大きく動かした。

もう一人のお客さんなのです。

すでにAVプロダクションのコンサルも同時にやっている時期でしたから、
この大きな部屋の使用用途がはっきりして、
比較的スムーズに部屋のイメージができたので、
壁紙カタログを広げて提案してみると

「お!いいですねぇー。部屋のイメージと合ってる合ってる。それで行きましょう!」
とトントン拍子に決まって、早速仕事を引き受けました。

仕事量としては、5日ほどです。そして工事が始まって3日目の事、

「内装屋さん、ちょっと出掛けるんでこの後お願いしてもいいですか?
何時に帰ってこれるか分からないので、鍵預けておきますから、
終わったら鍵を掛けてポストに入れておいてもらうだけでいいんですよ。」

「はい解りました・・・」 

そこで、私は疑問に思いました。

こんな変わった人は、普段、どこに行くのだろうと・・・・

この疑問を声にしました。

「ちなみにどちらへ出掛けられるんですかー?」

その答えは、想定を遥かに超える回答でした。

「えっと・・催眠術師の飲み会に行ってきます。」

「そうですか。。。へっ???今なんて?」

「催眠術の飲み会です。」

「へっ??どこですって?」

「いや、催眠術のアダルト恋愛塾の飲み会。」

「えっ???どっ、、、すみません、もう一回聞い、、、あの、なんですか?」

「だーかーらー、催眠術の飲み会へ行ってきます。」

これまた現実感がなさすぎて、3回も聞き直してしまいました。

そして改めて聞いて、一番始めに頭に浮かんだことは
『この人からキチンとお金貰えるかな?』ということでした。

お客さんが、あまりにもバカでアホな事を言うと、
通常の心理では相手を信用できなくなり、
騙されると感じることが、この時わかりました。とは言え、

この頃までは私自身、《YESかNO》、
《0と1》をこよなく愛する男だったので、
オカルトの類や催眠術とかの曖昧なものって、
この世には絶対に存在していなと思っていましたし、
こういうことを言う人間って絶対にウソをついていると思っていたのです。

でも、この乱交屋さんが会って間もない私、
単なる壁紙を貼るために呼んだ内装屋の私にわざわざウソをつく必要もないですから、
ちょっと聞いてみました。

「失礼ですけど、私そういうの信じていないっていうか、
信じられないっていうか、絶対にウソだと思ってきているんですけど、
催眠術って本当にできるんですか?」

「あー、まあ、そうですよね。私もそう思っていました。

一応私、この催眠術の飲み会の主催者からちょっとだけ
教わったことがあるんですけど、本物だと思いますよ。

まあ人それぞれなんで、信じる信じないはどっちでもいいんじゃないですかね。」
と淡々と言われたのです。

私の中のアンテナがビビッと反応しました。
「あのーすみません!今日の仕事、
一旦ここまでにして明日また来てキチンとやりますんで、
今日は終わりにしてその飲み会、ご一緒させてもらうことってできますか?」

「えっ?あぁ、それはいいけど、さすがにその格好だとちょっとね。。」

「そうですよね、作業服だし、、、そうだ、すみません、
シャワーお借りしてもいいですか?あと、服も貸してください!」

「いいよいいよ。なんか面白いね、七星くんって。」

この部屋は乱交部屋ですから、シャワーとかのアメニティは完備されていましたし、
乱交屋さんは私と同年代で背格好も似ていたので、
ザーッとシャワーを浴びてジーパンとTシャツだけ貸してもらって、
催眠術の飲み会へ連れて行ってもらったのです。

タクシーで30分ぐらいのある駅の近くのビルの一室に入ると、
もう盛り上がっている最中でした。

「すみません、遅れましたー」
「おー乱交屋さん、久し振りぃー。
もう先に始めちゃってるよ。あれ、そっちの人はどなた?」

「あぁ、こっちの人は内装屋さんの七星くん。
今日ウチの部屋の壁紙を貼り替えて貰ってたんだけど、
話してたら催眠術に興味あるみたいで連れてきちゃった。」
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ぶっ飛び実業家!トルコshockレポート? [最近の出来事]

与沢社長メルマガシェアです。

日本に来ていたようですが、
またTV出演もされたようです・・・・

それではどうぞ!!
______________________________
19日連続で飲んでる与沢です。

私の訪日観光客も間もなくフィニッシュ。

明日は、テレビのスタジオ収録です。

かなり面白いことやってくるので、また放映の時お伝えします。

私は海外から見る感じです~
で、間もなく、ゴーバックドバイします。

ドバイではストイックに筋トレ&麗ちゃんと麻美と毎日のんびりする予定です。

で、いよいよ英語を始めていきます。

今回洋服をドルガバで買いすぎて持って帰れないので、
4億円の家に置いていきます。

せっかくのマンションはしばらく4億の物置に。。

PS:トルコショックが他人事ではいけません。

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与沢

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